「AutoPagerize for Haiku」をさらに改変してみた
はてなハイクでは、AutoPagerizeを使用したページの継ぎ足しだと、継ぎ足した部分にはてなスターが表示されないなどの不都合が発生してしまいます。
その為id:secondlifeさんによって、「AutoPagerize for haiku」という専用のページ継ぎ足し用Greasemonkeyスクリプトが公開されています。
このスクリプトははてなハイク側のページ継ぎ足し機能を利用する為、はてなスターもちゃんと表示される上、id:Constellationさんによる改変版ではAutoPagerize対応のスクリプトとの連携も可能となっており、他のサイトでAutoPagerizeを使用している時とほぼ同じ感覚で使用できるようになっています。
しかしながら、最近のAutoPagerize(0.0.40以降)では対応スクリプトとの連携の手段が追加された為、今までの改変版とAutoPagerize対応のスクリプトとの連携がうまく行かない場面が出てきています。
その為、「AutoPagerize for haiku」側にもさらに改変を加えてみました。
AutoPagerize for haiku (repatched ver)
機能
はてなハイクにて自動ページ継ぎ足し機能を提供します。
今までの改変版が対応していたAutoPagerize.addFilterなどのメソッドによる他スクリプトとの連携に加え、AutoPagerize_DOMNodeInserted・GM_AutoPagerizeNextPageLoadedの両イベントによる他スクリプトとの連携にも対応しています。
公開ページ
- gist: http://gist.github.com/237073
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/237073.txt?autopagerize_for_haiku.user.js
なお、gistからのインストール方法については、以前の記事をご参照ください。
それでは、どうぞご利用ください。
AutoPagerizeを英辞郎 on the WEBに対応させるGreasemonkeyスクリプト
…というわけで、さっそく英辞郎 on the WEBにも対応させてみました。
とは言っても、カスタム版の補助スクリプトmiscAutoPagerize.user.js
のリンク書き換え処理とSITEINFOをベースに、window.AutoPagerize.launchAutoPager
を使用するようにしただけですが。
AutoPagerize Filter for SPACE ALC
機能
英辞郎 on the WEBに、AutoPagerizeが適用されるようにします。
公開ページ
- userscript.org: http://userscripts.org/scripts/show/61100
- gist: http://gist.github.com/224178
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/224178.txt?autopagerize_filter_for_.user.js
インストール方法について
userscript.orgからインストールする場合は、userscript.orgの公開ページにある「install」というリンクをクリックしてください。
gist上からインストールする場合は、gistの公開ページにある「raw」というリンクをクリックしてください。
それぞれの位置は下図を参照してください。*1
*1:使い回しですが。
AutoPagerize豆知識2題
どうも。
AutoPagerizeに関して色々と調べているうちに、他ではあまり出ていない事に2つばかり気がついたのでちょっと書いてみます。
0.0.38以降では、他のGreasemonkeyスクリプトからAutoPagerizeを実行できるようになっている。
約3ヶ月ぶりに「次のページ」を連結し続ける AutoPagerize がバージョンアップ(0.0.37 => 0.0.38) - digital 千里眼 @abp_jpでも触れられているように、0.0.38以降のAutoPagerizeには
window.AutoPagerize.launchAutoPager = launchAutoPager
という一文が追加されています。その為、
window.AutoPagerize.launchAutoPager(SITEINFO)
という形でAutopagerizeを他のGreasemonkeyスクリプトから実行できるようになっています。
…で、これで何ができるかと言うと、特定の補助スクリプトを使用しないとAutoPagerizeを適用できないようなサイトでも、補助スクリプトのユーザー以外には意味のないSITEINFOを公開する必要やAutoPagerize本体をいじる必要なしに対応できる訳です。
しかし、かなり重大な機能追加のはずなのに、これを使ったって話が検索しても全く出てこないのはなんでなんだろう…。*1
Firefox拡張版のAutoPagerizeには、Google画像検索用の補助スクリプトが入っている。
AutoPagerizeの公式サイトで「お試し版」として配布されているFirefox拡張版のAutoPagerizeには、autopagerizegoogleimagef.user.js
というGreasemonkeyスクリプトが含まれています。
このスクリプトをFirefox拡張版のファイルから抽出*2して使用することで、Greasemonkey版のAutoPagerizeでもGoogle画像検索に対応させる事ができます。
このスクリプトはautopagerizegoogleimagef.user.js · GitHubで公開されているものがベースになっているようですが、上記のwindow.AutoPagerize.launchAutoPager
を使用するように改良されています。
ちなみに、Firefox拡張版に含まれているスクリプトもどこかで公開されているんじゃないかと思って探してみたのですが、見つかりませんでした…。*3
…とまあ、os0xさんのカスタム版AutoPagerizeが配布停止になっていたので、カスタム版じゃないとページが継ぎ足されないGoogle画像検索と英辞郎 on the WEBになんとか対応できないものかと思って調べてみた成果でした。*4
*1:これで探し方が下手なだけだったら間抜けな話だけど。
*2:ダウンロード→拡張子をzipに変更→解凍
*3:これで探し方が下手なだけだったら…ってそれはもういいか。
*4:これで、私家版AutoPagerizeの意味もほぼ無くなるなあ…。
以前公開したGreasemonkeyスクリプトをいくつかuserscripts.orgで公開してみた
ついでに、以前gistに公開したGreasemonkeyスクリプトをいくつか、改良した上でuserscripts.orgの方でも公開してみました。
Copy URL in Google search
機能
Googleにログイン中に検索すると、JavaScriptによりクリックした瞬間にURLが書き換えられます。
そのせいでURLのコピーがしづらい為、URLの書き換えのタイミングを変更するものです。
公開ページ
- userscript.org: http://userscripts.org/scripts/show/61119
- gist: http://gist.github.com/110330
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/110330.txt?copy_url_in_google_searc.user.js
備考
今回のバージョンよりAutoPagerizeに対応しました。*1
AutoPagerize Filter for gist
機能
gistの一覧ページでは投稿時間の表示が「〜 minutes ago」や「〜 days ago」と言った形で表示されます。
このスクリプトは、AutoPagerizeで継ぎ足された部分についても同じように表示させるものです。
公開ページ
- userscript.org: http://userscripts.org/scripts/show/61120
- gist: http://gist.github.com/110839
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/110839.txt?autopagerize_filter_for_.user.js
*1:対応した気にずっとなってた…。
AutoPagerizeをDanbooruとかに対応させるGreasemonkeyスクリプト
あと、いつの間にか継ぎ足された部分の中身が表示されなくなっていたDanbooru用のスクリプトも書いてみました。
継ぎ足された部分が表示されないようなスタイルシートが設定されていたので、スタイルシートを適応されないようにしました。
AutoPagerize Filter for Danbooru
機能
Danbooruに、AutoPagerizeが適用されるようにします。
公開ページ
- userscript.org: http://userscripts.org/scripts/show/61109
- gist: http://gist.github.com/224219
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/224219.txt?autopagerize_filter_for_.user.js
ついでに、動作確認してみたら同じような理由で表示されなくなっていたmoe.imouto.orgやKonachan.com用も。
AutoPagerize Filter for moe.imouto.org
機能
moe.imouto.orgやKonachan.comに、AutoPagerizeが適用されるようにします。
公開ページ
- userscript.org: http://userscripts.org/scripts/show/61110
- gist: http://gist.github.com/224224
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/224224.txt?autopagerize_filter_for_.user.js
どうぞご利用ください。
しかし、今となっては用をなさない既存のSITEINFOはどうすればいいんだろうねえ。削除しちゃうのも変な話だし…。
せっかく4連休にしたのに
体調不良で出かけられないってのはどういう事だろうねえ?精神的にはだいぶ回復してきたから、ここらでぱぁーっと遠出したかったんだけどなあ…。
仕方がないので、家でJavaScriptとか色々いじって過ごしてます。連休中にいくつか出せるといいんだけど。
今後の為に、今回みたいなGreasemonkeyスクリプトの作り方をまとめておく。
絶対忘れそうなので、今後の為にメモ代わりにまとめておきます。
- 使うのは、Internet ExplorerとFiddler。
Firefoxだと、他のタブの通信内容が邪魔になって通信内容を追いづらかったりする。 - IEのキャッシュをすべて消去する。
そのままだと、キャッシュのせいで必要な通信がされない場合がある。 - IEで、スクリプトを作りたいページ(今回はzoome)を開く。
- 通信内容やページのソースを確認し、動画再生用のflashのURLを突き止める。
- (今回は不要だが)自動的に再生されない場合、動画を再生させる。
- 通信内容を確認し、動画ファイルのURLを突き止める。
- refererを元に、動画再生用のflashから呼び出されているファイルを確認する。
- その中から、ファイルの内容に動画ファイルのURLやURLを導き出せそうな情報があるファイルを突き止める。
- XMLHttpRequestでそのファイルを呼び出し、それを元に動画ファイルへのリンクを追加するスクリプトを作成する。
結局のところ、動画ファイルのURLを導き出す手段を探し出すのが全て。
おまけ(yam Downloader)
- gist: http://gist.github.com/187910
- gistから直接インストール: http://gist.github.com/187910.txt?yam_downloader.user.js
yam天空部落用。タイトルの部分にリンクを張ります。
zoome Downloaderの前に肩慣らしに作ったものです。…まあ、日本国内じゃ需要はほとんど無いと思いますが。