coLinuxを導入してみた

そんなわけで、やっとサーバマシンが安定して動作するようになったので、メインマシンにcoLinuxをインストールしてみました。こうやって書いてみると、因果関係が全然ないですね…。
サーバマシンではVineとかCentOSとかずっとrpm系のLinuxを使っていたので、流儀が違うものにも触れてみようと思ってcoLinuxではDebianを使ってみることにしました。
coLinuxからLANに接続するには普通はICSを使ったりネットワークブリッジを使ったりするのが普通なようですが、仮想LANのIPが固定されたり実際のLANと仮想LANを同一のセグメントになったりするのは好みに合わなかったのでcoLinuxをインストールしたマシンをIPルータにしてみました。
基本的には「coLinuxのメモ - coLinuxのインストール[その5 (TAP-Win32でのルータ接続)]」を見て設定したのですが、2つばかり引っかかった所があったのでメモ代わりに書いてみます。

WindowsのデフォルトではIPルーティングは無効

」にあるように、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\ParametersのIPEnableRouterを1にしないと有効にならない。
…ところで、「IPEnableRouter」って名前はなんか変じゃないですか?「EnableIPRouter」の方が自然なような。*1

実はRouting and Remote Accessサービスは必須ではない

単にパケットを転送させるだけなら、IPルーティングを有効にして静的ルートを追加しさえすればOK。
そもそもRouting and Remote AccessWindows Firewallと共存できないらしいです…。

*1:言語的にも他の名前との整合性でも